元木 淳子 教授

元木 淳子 教授

【専攻】
現代アフリカ文学
【研究テーマ】
フランス語公用語圏アフリカの文学

現代アフリカ文学専攻

サハラ以南のブラックアフリカにおいて、人はどのような教育を受け、何語で書き、作家となってきたのか。文学作品はどのように出版され、流通し、読まれているのか。大陸各地の状況を比較しながら、ヨーロッパによる植民地化の所産として現れた現代アフリカ文学が、どのように脱植民地化への道を模索しているのかを探るのが私の研究テーマです。とりわけ、フランス語が公用語となっている地域の作家、なかでも女性作家に関心を持って研究をすすめています。

  • 研究テーマ:フランス語公用語圏アフリカの文学。具体的には、センベーヌ・ウスマン(セネガル)、マリアマ・バー(セネガル)、アミナタ・ソ・ファル(セネガル)、ソ ニー・ラブ・タンシ(コンゴ共和国)、カマラ・ライ(ギニア)、カリクスト・ベヤラ(カメルーン)、アマドゥ・クルマ(コートジボワール)らの作家研究に 取り組んできました。
  • 最近の著書:『現代アフリカの社会変動』、『植民地主義と人類学』、『女たちの世界文学』(いずれも共著)など。翻訳:『ユネスコ・アフリカの歴史』、『ネルソン・マンデラ伝』、『月光浴—ハイチ短編集』(いずれも共訳)など。
  • 社会的活動:日本アフリカ学会会員、日本フランス語フランス文学会会員、アフリカ文学研究会会員など。
  • 主な担当授業:フランス語、アフリカ文学。