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七夕講演会が開かれました

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会場の宮地楽器ホール

会場の宮地楽器ホール


願い事を書いた短冊を下げる参加者の方

願い事を書いた短冊を下げる参加者の方


挨拶する法政大学の田中総長

挨拶する法政大学の田中総長


講演中の梶田先生

講演中の梶田先生


ニュートリノ振動の観測についての説明図

ニュートリノ振動の観測についての説明図


質問に答える三名の先生

質問に答える三名の先生


サインや記念撮影に快く応じる梶田先生

サインや記念撮影に応じる梶田先生


 毎年夏の恒例となりました講演会「七夕の夜は宇宙を見上げて」が、7月31日に宮地楽器ホールで開かれました。今年は2015年ノーベル物理学賞受賞の梶田隆章先生をお招きし、500名を超える参加者の方を会場の宮地楽器ホール(武蔵小金井駅前)に迎えることができました。会場入り口には七夕飾りが置かれ、願い事を書いた短冊を下げる親子連れの方の姿も見られました。講演の前には法政大学の田中優子総長より、挨拶がありました。
 梶田隆章先生には「ニュートリノで探る宇宙」と題しまして、観測装置カミオカンデの建設体験からノーベル賞授賞理由である「ニュートリノ振動」までをわかりやすく講演していただきました。今回は「七夕の日は『宇宙を見上げて』」の講演会ですが、ニュートリノの観測装置は岐阜県神岡鉱山跡の地下奥深くにあり、大学院生時代には毎日トロッコで地下に潜って建設を手伝っていたそうです。このときの師は同じくノーベル賞受賞の小柴昌俊先生ですが、「完成した思ったらすぐに改造が始まり、博士論文のためのデーター取りが全然できなかった」との苦労話には笑いも上がっていました。ちなみに、神岡鉱山には前回(昨年)の講演にも出てきた「重力波」の観測装置もあることが紹介され、現代の天文学ではあらゆる手段で宇宙にアプローチしているという事を知っていただけたのではないでしょうか。
 続く第二部では質問コーナーが設けられ、先生方に回答していただきました。回答者は梶田先生に加え国立天文台副台長の渡部潤一先生、そして当学科の岡村定矩教授です。講演の中では詳細に立ち入らなかったような難しい内容に関する質問についても、平易な表現とすることに困りながらも判りやすい説明がありました。ちなみにお三方とも、宇宙旅行にはあまり興味が無いようでした。
 講演会終了後に梶田先生は、参加者からのサインや記念撮影の求めに快く応じていらっしゃいました。
 来年は「全国同時七夕講演会」が始まって10回目を迎えます。来年もまた小金井の地で参加者の皆様とお会いできることを、期待いたしております。

(上記の文章の大部分は、システム理工学専攻修士1年の小池峻哉君によるものです。記して御礼申し上げます。)