呉 暁林 教授
【専攻】
中国経済論
【研究テーマ】
中国の製販関係、流通と産業発展の動向に関する調査と分析
地域研究(中国経済史・経済政策・流通)専攻
激動する現代中国を総合的に見つめる
経済成長している中国は急速に変貌し、日本との関わりを深めています。2004年日中間貿易総額は前年比26.9%増の1680億ドルで、6年連続で史上最高を更新しました。同じ時期に日中両国に400万人以上が往来し、1日に 1万人以上が交流していました。中国や日本各地の工場、研究所そして店先や観光地で中国人と日本人が入り混じりする光景が日常的になっています。一般教育の中国関係では「文理融合」と「国際理解」の要請に答えて語学・経済学の教育・研究活動が行われています。
- 研究テーマ:1960年代から70年代後半にかけて展開された中国の内陸開発である「三線建設」を歴史,政治,経済などの諸側面から考察する政治経済学的研究、1980年代から始まった「対外開放・経済改革」と中国の流通業の変化、中国の産業育成とその分析など。
- 最近の著書:『毛沢東時代の工業化戦略―三線建設の政治経済学』お茶の水書房(2002年)、共著『中国年鑑各年版』創土社など。
- 社会的活動:アジア政経学会会員、日本現代中国学会会員、中国工業経済研究と開発促進会会員、理事など。
- 主な担当授業:中国語表現、中国語中級、経済学など。
緊張感と遊び心を持って学業に励み、語学・人文・社会科学にも親しんでいただき、青春時代一度だけの大学キャンバスライフをエンジョイしていただきたい。 外国語を習うことは相手国の社会文化を理解することであり、新しい発見の連続であり、自己認識を深めることにも役立ちます。その中で自分の視野が広がり、 コミュニケーション能力が伸び、また将来、国際的に活躍する場をも手に入れることができます。