小屋 多恵子 教授

小屋 多恵子 教授

【専攻】
英語教育
【研究テーマ】
語彙習得、特に、結びつきの強い単語群の効果的な習得方法

英語教育専攻

英語力を伸ばしたいと考えた場合に重要になる要素の1つが語彙力です。語彙数を増やことも大事ですが、今持っている語彙をつなげて意味のあるまとまり(チャンク)を作り、それを長期記憶に留めておくことは、英語を受信する場合はもちろんのこと、発信する場合に役にたつことが多くの研究からわかっています。例えば、「スペルミスしちゃった!」と英語で言いたい場合に、”mistake” は知っていても、”make mistakes”という動詞と名詞のつながりがわからないと発信できません。このような意味のあるチャンクの中で、日本人英語学習者がどのようなチャンクをどのように学習したら効果的に英語力を伸ばしていけるのか?様々な方法で現在研究をしています。

  • 研究テーマ:語彙習得、特に個々の単語ではなく、つながりの強い単語群(チャンク、その中でもコロケーション)に着目した習得方法の効果を研究
  • 最近の論文:Lexicographic studies of collocations,「小金井論集」第4号,法政大学,55-72, (2007)
  • 社会的活動:大学英語教育学会 (JACET) 研究企画委員, 日本実用英語学会 (JAPE) 理事, 田辺英語教育学研究会 (TALK) 運営委員
  • 主な担当授業:総合英語、上級英語、中級ライティング、コミュニケーション・ストラテジー、言語学