閉じる

お知らせ

  • お知らせ
  • 受験生
  • イベント

横山泰子教授が「法政大学×国際高校 高大連携講座」で授業を実施しました

5月11日、創生科学科の横山泰子教授が、2026年度「法政大学×国際高校 高大連携講座」に参加しました。本講座は、法政大学の教員が高校生に向けて講義やワークショップを行い、大学における学びや研究の魅力を伝える企画です。今年度は、DEI(Diversity:多様性、Equity:公平性、Inclusion:包括性)を共通テーマとして実施されました。

横山教授は「DEIの観点から江戸怪談を読む」と題して授業を担当しました。怪談は昔も今も娯楽作品として親しまれていますが、同時にその時代の価値観や社会背景を映し出す文化でもあります。授業では、江戸怪談に多く見られる「貞淑な女性が男性の身勝手な振る舞いや横暴によって命を落とし、幽霊となって祟る」という物語の構造に着目し、当時の男性中心的な価値観や女性観について、DEIの視点から考察しました。また、受講者には古典作品を現代ドラマとして映像化する際の配役を考えるワークや、英語版怪談の朗読に取り組んでもらいました。参加した高校生たちは積極的に活動に参加し、活発な意見交換が行われました。

講座後には、「昔の作品や現代のドラマ・漫画を見る際にも、その背景にある価値観やジェンダー観に注目して考えてみたい」「伝統や文化を当たり前のものとして受け流すのではなく、多角的な視点から背景を考えていきたい」「怪談マップがとても興味深かったので、自分の住んでいる地域についても調べてみたい」といった感想が寄せられました。中には、オリジナルの現代風怪談を創作してくれた参加者もおり、充実した学びの時間となりました。

本講座を通じて、高校生たちは文学作品や伝統文化を新たな視点から読み解く面白さに触れるとともに、DEIについて理解を深める機会となりました。