科学の創生への挑戦
匂いと記憶が結びつくのはなぜかといった身近な問いから、レーザー光を使うと物質はどう見えるかといった極小の世界の問いに至るまでさまざまな問いへの答えを探求し、文系・理系の枠を超え、科学の創生に挑戦しています。
自然フィールド
自然現象や物質の性質を解明する人間フィールド
コミュニケーション能力を養成し、人間社会を理解する
知能フィールド
人間の知能・知識をコンピューター上で再構築する
研究室紹介動画
創生科学科には、現在、自然フィールドに4名、人間フィールドに5名、知能フィールドに6名、計15名の教員がいます。ここでは各研究室での取り組みをいくつか動画でご紹介します(随時更新)。
松尾由賀利先生の研究室紹介動画「精密レーザー分光で探る原子/原子核構造・レーザーアブレーション質量分析」
田中幹人先生の研究室紹介動画「福岡県八女市星野村を事例とした、観測天文学と地方創生の学際研究」
呉暁林先生の研究室紹介動画「データ分析から市場を読み解こう」
横山泰子先生の研究室紹介動画「文系は必ずどこかで役に立つ」
小林一行先生の研究室紹介動画「近未来社会の移動ロボットの役割」
柴田千尋先生の研究室紹介動画「人間の知能を超える人工知能の可能性を探求」
鈴木郁先生の研究室紹介動画「電子回路・コンピューター仕掛けを福祉に役立てる」
小屋多恵子先生の研究室紹介動画「ことばを通してみる世界の探求」
佐藤修一先生の研究室紹介動画「最先端技術で宇宙を探る」
柳川浩三先生の研究室紹介動画「一人ひとりを大切にする教育実践・教育臨床研究室」
課外活動紹介
創生科学科での教育研究活動は、小金井キャンパスを飛び越え、さまざまな場所でさまざまな人と交流・協力して、展開されています。
ここではその一部をご紹介します。
つくばチャレンジにて
小林研究室では、自律移動ロボット研究の一環として、公道で自律走行実験を行う「つくばチャレンジ」に2008年から毎年参加しています。
つくばチャレンジは単なる技術チャレンジにとどまらず、現実世界での実証実験の場でもあります。また、学生がソフトウェアやハードウェアの開発を自ら手がけることで、理系ジェネラリストとしての実践的な知識と技術を身につけるための研究・教育の場としても活用しています。
国立天文台にて
小宮山研究室では、国立天文台と共同で天文観測に特化した新しいCMOSセンサーを組み込んだ天文観測用カメラを開発しています。現在は、このカメラをアリゾナ大学の90インチ望遠鏡に搭載して観測研究を進めようとしています。そして、将来的にはすばる望遠鏡への搭載を目指しています。
先端技術を持ち、世界の天文学研究をリードする国立天文台という環境で研究を進められ、「普通の大学」では得難い貴重な経験を積むことができます。
花王ミュージアムにて
山本研究室では、これまでにさまざまな企業と共同研究を行ってきました。その一例として、花王株式会社と協力し、香りが高齢者の記憶や感情に与える影響を研究しています。
企業を訪問し、心理学がどのように社会で活用されているかを学びます。このような経験を通じて、心理学の応用面や社会貢献の重要性について深く考え、実践的な知識を身につけています。学問と社会のつながりを理解し、社会に貢献できる心理学の新たな可能性を追求しています。