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横山 泰子

機械化や情報化によって、人間社会が劇的に変わっている今、「人間」とは何かが問われています。人間とは何かを考えるために、「人間ではない何か」からスタートすることが有効ではないかと考え、妖怪の研究をしています。日本ではカッパや天狗など、様々な妖怪のイメージが流通していますが、彼らは人間とどう違うのでしょうか。また、私達は生きている人間の中で生きていますが、死者が登場する幽霊の物語はなぜ作られるのでしょうか。日本の妖怪文化を研究することで、人間とは何かを考えるのは「怖い」一方、「楽しい」ですよ。