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小林・福澤研究室が第22回IGVC大会 IOP Challengeで優勝、総合で3位入賞

表彰(総合第3位)の様子表彰(Inter OPerabirity Challenge 第1位)の様子Auto-Nav Challengeのコースの一部
2013年6月6日(金)から9日(月)まで米国ミシガン州オークランド大学で開催された自律移動ロボットの大会である、第22回IGVC大会(The 22nd Annual Intelligent Ground Vehicle Competition) に、小林一行・福澤レベッカ研究室の合同チームOrange2014として出場しました。今年は、米国、カナダ、インド、ヨルダン、トルコ、日本から合計49チームが参加し競い合いました。その中でIOP Challenge部門では優勝、Auto-Nav Challenge部門では、Basic Courseを完走しAdvanced Courseを走行して4位入賞、Design Competitionで5位入賞、総合では3位入賞を果たしました。
IOP Challengeとは、Inter OPerabirity Challengeの略で、米国で推進されている無人ロボットのための遠隔操作の標準規格JAUSを使った競技です。あらかじめルールで指定されたタスクに対し、いかに忠実に実装するか、また、実際にロボットが指令どおり制御できるかを競う競技です。去年までJAUS Challengeと呼ばれていた競技が、大幅に変更され難易度が上がった競技です。Auto-Nav Challenge部門では、屋外のコースにおいて障害物を避け、また車線を示す2本の白線が引かれた区間では車線内を通り、かつ車線のない区間では指定された場所を通過するように作成したロボットが自律的に移動し、車線逸脱や障害物との衝突なしに進むことのできた距離を競います。